DUO3.0をiPhoneのFlashcards Deluxeに転送する ― 2013年03月17日 20:42
紙の単語帳 (=デッキ) は表裏2面構成のカードになりますが、Flashcards Deluxeは、最大5面構成のカードが作れます。
各カード面は、テキスト/音声/画像を組み合わせて構成できます。
DUO3.0例文をiPhoneで見たい で作ったデータは、Side1訳文/Side2英文/Side3メモの3面に対して、Side1訳文/Side2英文にDUO3.0/CD復習用を分割したいで分割した音声つける構成になっています。
1. 用意するもの
A:DUO3.0例文をiPhoneで見たい のサンプルフォーマットで作ったエクセルデータ
B:メモ帳(デッキのテキストデータ作成用)
C:DUO3.0/CD復習用を分割したいで分割した例文560曲 (Section音声45曲は不要)
2. 転送方法を決める
オリジナルデッキの転送方法は、8種類あります。
# |
デッキ 追加手段 |
転送の ためには |
特徴 |
参考ページ |
1 |
アカウントが必要 |
カードは3面目以降を作成できない。オリジナル音声は転送できない。画像は別料金で転送可能だが、2面目に配置される。 |
2. デッキの入手-超簡単編※ |
|
2 |
アカウントが必要 |
オリジナル音声/画像は、別料金で転送できる。 |
1. デッキの入手-超簡単編※ |
|
3 |
Private Deck |
アカウント等不要 |
20日間で作者サイトのサーバーからは削除される。オリジナル音声/画像も転送できる。 |
1. デッキの作成・転送-超簡単編※ |
4 |
Private Deck Myサーバー |
自分のwebサーバーが必要 |
自分のwebサーバーを経由して転送する。オリジナル音声/画像も転送できる。 |
1. デッキのダウンロード方法※
|
5 |
Private Deck 仮サーバー |
無線LAN環境が必要 |
自分のPCを仮サーバーにして転送する。オリジナル音声/画像も転送できる。 |
1. デッキのダウンロード方法※ |
6 |
アカウントとクライアントソフトが必要 |
Dropboxを経由して転送する。オリジナル音声/画像も転送できる。 |
1. Wikipedia 3. Dropboxとの連携※ |
|
7 |
アカウントとGoogleドライブが必要 |
Google Driveを経由して転送する。オリジナル音声/画像も転送できる。 |
||
8 |
USB / iTunes 経由 |
アカウント等不要 |
オリジナル音声/画像は転送できない。 |
1. iTunesとの連携※ |
Power1000's favorites さんの関連ページへリンクさせていただいています。
デッキ追加手段はそれぞれ特徴があり、自分の利用環境に最もあった方法でデータを転送すればよいわけですが、『オリジナル構成のカードに、音声/画像もつけて転送したい』場合は、上記の3~7の5種類の方法になります。
3 の作者サイトは保存期間と容量の制限があります。
作者サイトの
デッキテキストアップロードページは、
1ヵ月後にアップデータが削除されるかもしれない と書かれており、
メディアアップロードページには、
50MB以上をアップロードしないでください。
30MB以上の場合は転送後ファイルを削除してください と書かれています。
4 はこのためだけにと考えるとさすがに導入の敷居が高く、6-7 はアカウントを持っていないので、5 の仮サーバー方式で転送することにしました。
参考:仮サーバー方式での転送前準備について、
Flashcards Deluxeへのデッキ転送環境をつくる をUPしました。
3. 仮サーバー方式での手順
(1) デッキテキストを作る
をコピー (Ctrl+C) し、メモ帳にそのままペースト (Ctrl+V) します。
文字コードをUTF-8にし、DUO3.0.txt など、
あまり長くならないファイル名をつけ、保存します。
注意!:
ファイル名に漢字を含む日本語も使えますが、スペースは使えません。
ファイル名が転送後のデッキ名になりますが、デッキ名は後から変更できます。
(2) デッキデータを配置する
A:先に作ったデッキテキストと同じ名前のフォルダー (メディアフォルダー)
B:先に作ったデッキテキストのテキストファイル
の二つを置きます。
(※) 仮サーバーのフォルダー直下にフォルダーを設け、
その中にデッキデータを配置しても良いですが、
メディアフォルダーとデッキテキストは必ず同じ階層にします。
(3) メディアフォルダー
メディアフォルダーに、
DUO3.0/CD復習用を分割したいで分割した例文560曲 (Section音声45曲は不要)
を入れます。
アートワークや歌詞が付いていてもかまいません。
注意!:
音声ファイルのファイル名は、拡張子も含めて、
デッキテキストデータの Sound 1, Sound 2 と一致している必要があります。
(4) 転送
仮サーバーを起動します。
アプリ上から、下図のようにDeck Codeを入力して、ダウンロードします。
Deck Code は、
●仮サーバーのフォルダー直下に配置した場合(=下図)では、
192.168.0.2/DUO3.0.txt となります。
●仮サーバーのフォルダー直下に、FDと言う名前のフォルダーを設けた場合は、
192.168.0.2/FD/DUO3.0.txt となります。
これで、同じ階層に配置したメディアフォルダー内の音声も一緒に転送されます。
(6) できばえ確認
カード面と、DUO3.0例文をiPhoneで見たい で作ったデータの各列と関係
Side 1 |
Side 2 |
Side 3 |
E列 Text 1:訳文 H列 Text 5:No I列 Sound 1:例文音声 |
F列 Text 2:英語例文 H列 Text 5:No J列 Sound 2:例文音声 |
G列 Text 3:メモ H列 Text 5:No
|
4. 使い方いろいろ
(1) 学習モードなどの設定
設定は、Deck Options で、
学習モードや、
Side 1 を表示させてSide 2 を答えたり、その逆にしたり、、、
他にもいろいろ設定できます。
(参考:Flashcards Deluxeのメニューの7. Deck Options デッキ設定)
(2) 音声の使い方
A:音声再生ボタンをダブルタップするとカード表示時に音声が流れます。
(もう一度ダブルタップすると、カード表示時に音声が流れなくなります。)
B:音声再生ボタンを長押しすると、もう一度音声ボタンを押すまでリピートします。
ここで、Flashcards Deluxe に入れた内容は、DUO3.0をiPhoneミュージックで表示させるで分割ファイルに歌詞カードに表示させている内容と同じです。
Flashcards Deluxe は、どれを覚えたか間違えたかなどの記録が残るのでがわかるので、学習の進捗や管理をするのに役立ってます。
ただ、iPhoneミュージックはスリープ(画面表示が消えている状態)でも音声が再生しますが、こちらはスリープモードになると音声は止まってしまいます。
歩きながらは、iPhoneミュージック、電車の中では、Flashcards Deluxe と使い分けがいいかもしれません。
関連記事 -------------------------
√ DUO3.0 と Flashcards Deluxe√ DUO3.0/CD復習用を分割したい
√ DUO3.0例文をiPhoneで見たい
-----------------------------------------------------
√ DUO3.0をiPhoneミュージックで表示させる
√ DUO3.0分割ファイルにアートワークを付けたい
√ DUO3.0分割ファイルのアートワークをパワーポイントで作る
-----------------------------------------------------
√ Flashcards Deluxeのメニュー
√ Flashcards Deluxeへのデッキ転送環境をつくる
√ iPhone単語帳 (Flashcards Deluxe) 不規則動詞
√ DUO3.0例文をFlashcards DeluxeでTOEICリスニング風に
コメント
_ あんknown ― 2014年06月13日 11:46
_ ふにゃ~zzZ ― 2014年06月14日 11:14
『iPhone単語帳 (Flashcards Deluxe) 不規則動詞 』の方に、
「Spellingモードの出題部分に2行表示させる案」を記載しました。
お待たせしてしまいましたが、ご確認いただき、希望のレイアウトができるといいなぁ。。。と、思っています。
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