iMacが虹色カーソルになり、やたら熱くなるので…掃除してみた2014年06月22日 12:39

iMac ( MC508J/A:2010年製21.5インチ) が、何をするにも虹色カーソルが出てきてやたら時間がかかってほとんど使えない状態になってしまいました。

虹カーソル
↑こいつです。

そしてとうとう、起動しなくなり、、、iMacの上部が、やたら熱くなっていたのでとりあえず一晩放置したら、翌日無事起動。
メモリーを見てみると空きがほとんどなくなっていました。
これはメモリーの空きが無くHDDに頻繁に書き込みに行くので熱くなって言うのだと思い、メモリーを本体購入時 (4G) → 12G に、増設してみました。
サクサク動くようになったのですが、起動して数時間経つと、虹色カーソルが出てやたら時間がかかり、iMacの上部がやたら熱くなります。

ネットで調べてみると、内臓ファンを掃除すると良いらしいということで、やってみることにしました。


●必要なもの


1) 工具
 - 吸盤 (吸盤フックなど)
 - T8トルクスドライバー (ANEX製VESSEL製など)
2) 掃除道具
 - エアダスター
 - OAウェットティッシュ
  or 消毒用アルコール & ティッシュ


●やってみる

電源やUSBなど全てのケーブルを本体方外し、iMacをクッションの上に仰向けに置いて、作業開始です。

1) モニターのカバーガラスを外す
カバーガラスは磁石でくっついているので、吸盤フックをつけてモニター面に対して垂直に引っ張ると、意外なほど簡単に外れました。
(試しに立てたままやってみたら、本体ごと動いて外れなかったので一安心(笑))

2) 液晶の固定ネジを外す
左右各4本 (合計8本) のネジを、T8トルクスドライバーで外します。
外したネジは、8本とも同じネジに見えますが、とりあえず、一番近い磁石にくっつけておきます。
液晶を動かしてみると、外れそうで外れません。
左上のクッション材を止めているネジを2か所外すと、液晶が外れました。どうも、クッション材の両面テープが液晶にくっついていた模様です。とりあえず外したクッション材は再度ねじ止めしました。
液晶固定ネジ8本位置

3) 液晶を外すには
液晶をそっと持ち上げてみると、下図のように本体と4か所のコネクタで接続されていました。①~③は外さないと掃除ができませんが④は外せなかったこともあり、繋いだまま掃除することにしました。
液晶接続4か所

中央iMacの写真は、液晶の起き位置を変えて撮影した2枚の写真の合成です。
液晶外したところ

4) 掃除
埃は、エアダスターでとばし、
汚れは、OAウェットティッシュか、消毒用アルコール & ティッシュで拭いて
気が済むまで掃除します。

5) 再組み立て
一番の難所は液晶のネジ留めで、ネジが、穴の周囲の磁石に引き寄せられ、ネジ穴に入れるのに結構手間取りました。
あとは、液晶とモニターガラスの液晶面の埃をエアダスターで吹き飛ばして、モニターガラスを装着し、完了です。

6) 動作確認
掃除が終わったので、早速電源を入れると、USBの挿し位置が変ってしまったためか、起動にちょっと時間がかかりしばらくグレーのアップルマークだけが表示されているのでちょっと心配になってきた所で、デスクトップが表示され無事起動しました。

起動後、数時間つけっぱなしにしてみると、虹色カーソルは出るので明らかに改善とはいえないかもしれませんが、前より待たなくなった感じはします。
iMacの上部は、熱くなっていましたが、なんと、上部の通気口から熱風が出るようになりました。ファン復活!
ということで、ひと満足(笑)


★免責
この記事を見てiMac分解/清掃をして、iMacが破損したり、何ら効果が表れなかったとしても、当方では一切の責任を負えませんし、質問にも答えられません。実施は自己責任でお願いします。

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