DUO3.0例文をiPhoneで見たい ― 2013年02月11日 10:42
1. iPhoneミュージックの歌詞として表示させる
2. Flashcards Deluxeのカードとして表示させる
の2つを作ってみようと思います。
まずは、両方に使えるデータを、エクセルで作ることにします。
●エクセルのフォーマットを作る
Creating Your Own Decks の下にある
1) in a text editor or a spreadsheet を開き
Import Format.xls のリンクからダウンロードします。(英語)
Power1000's favorites さんの 新フォーマットのリファレンス ページ内の
一番下にあるリンクから、日本語訳されたエクセルがダウンロードできます。
2. ダウンロードしたエクセルの最後のシート
Complete Import Definition ヘッダ行フォーマット一覧
を参考に、ヘッダの文字列と順番は変えないように注意して、
エクセルの1行目に、左から、Text 1, Text 2,・・・・・, Wrong Answer 4
の順で並べます。
Picture、Notesなど不要なヘッダがある列を削除し、使用する列だけにします。
後から追加・削除できるのであまり悩まずとりあえず使う列だけにします。
●サンプルフォーマット
1. イメージ
2. サンプルフォーマット各列の役割
1行が例文1つ分のデータになります。
(1) 白色の、A, D, E, F, G列(5列)に、データを入力します。
(2) グレーの、B, C, H, I, J, K, L, M列(8列)は数式を入れます。
E~K列:Text 1~Category 1は、Flashcards Deluxeのデッキデータに使います。
L列:iTunes (オリジナル用) は、DUO3.0 / CD復習用の歌詞として使います。
M, N列:iTunes (分割用), iTunes (分割入力用) は、
DUO3.0 / CD復習用を分割したファイル(曲)用の歌詞として使います。
3. 数式一覧:B, C, H, I, J, K, L, M列
Sec# |
|
Sec内# |
B2=IF(OFFSET(A2,-1,0)=A2,OFFSET(B2,-1,0)+1,1) |
Sec内数 |
C2=IF(A2=OFFSET(A2,1,0),OFFSET(C2,1,0),B2) |
# |
|
Text 1 |
|
Text 2 |
|
Text 3 |
|
Text 5 |
H2="|"&B2&" / "&C2&" [ # "&D2&" ]|Section "&A2 |
Sound 1 |
I2=IF(D2<10,"00"&$D2&".m4a",IF(D2<100, "0"&$D2&".m4a",$D2&".m4a")) |
Sound 2 |
J2=I2 |
Category 1 |
K2="Section "&A2 |
iTunes (オリジナル用) |
L2=IF(B2=1,, CHAR(10))&D2&". "&E2&CHAR(10)&F2 |
iTunes (分割用) |
M2=D2&". "&E2&CHAR(10)&F2&CHAR(10)&"["&B2&"/"&C2&"]" &CHAR(10)&SUBSTITUTE(G2,"|",CHAR(10)) |
iTunes (分割入力用) |
|
エクセルの561行目 (例文560個目)セルまでコピペすればOKです。
4. サンプルフォーマット各列の詳細
A列:Sec#:先にD列(例文番号)を入力した後、該当するセクションNoを入れます。
DUO3.0 / 単行本(Amazon)の3頁あたりにデータがあるので
それを参考オートフィルで入力すると簡単です。
B列:Sec内#:同一セクション内の何番目かを表示させます。
B2 =IF(OFFSET(A2,-1,0)=A2,OFFSET(B2,-1,0)+1,1) |
C列:Sec内数:同一セクション内のB列Sec内#の最大値を表示させます。
C2 =IF(A2=OFFSET(A2,1,0),OFFSET(C2,1,0),B2) |
D列:#(例文番号):1~560までの連番を入力します。
オートフィルで一気に560まで入力すると簡単です。
E列:Text 1:日本語(訳文)を入力します。
折り返して全体を表示しても良いですが、セル内で改行はしないようにします。
F列:Text 2:英語(例文)を入力します。
折り返して全体を表示しても良いですが、セル内で改行はしないようにします。
G列:Text 3:wordと意味など、メモ書きを入力します。
歌詞やFlashcards Deluxeで改行表示させたい場合は、改行文字として
半角の縦棒『|』(Shift+\)を入力します。
折り返して全体を表示しても良いですが、セル内で改行はしないようにします。
H列:Text 5:Flashcards Deluxe フッターとして使います。
H2 ="|"&B2&" / "&C2&" [ # "&D2&" ]|Section "&A2 |
I列:Sound 1:Flashcards Deluxe Text 1日本語(訳文)カード面の音声になります。
I2 =IF(D2<10,"00"&$D2&".m4a",IF(D2<100,"0"&$D2&".m4a",$D2&".m4a")) |
3行目以降は、I2セルをコピペすればOKですが、
上記数式は、
例文1~560に対しファイル名が001.m4a~560.m4aでなければなりません。
ファイル名が違う場合は、対応するファイル名を入力します。
J列:Sound 2:Flashcards Deluxe Text 2英語(例文)カード面の音声になります。
J2 =I2 |
3行目以降は、J2セルをコピペすればOKです。
K列:Category 1:Flashcards Deluxe フッターや表示カードの抽出に使います。
K2 ="Section "&A2 |
L列:iTunes (オリジナル用):例文番号+日本語+English
L2 =IF(B2=1,, CHAR(10))&D2&". "&E2&CHAR(10)&F2 |
M列:iTunes (分割用):例文番号+日本語+English+曲番号/例文数+wordなどメモ
M2 =D2&". "&E2&CHAR(10)&F2&CHAR(10)&"["&B2&"/"&C2&"]"&CHAR(10)&SUBSTITUTE(G2,"|",CHAR(10)) |
N列:iTunes (分割入力用):M列をコピーして、N列に値のみ貼り付けます。
M列をセルごとをコピーし、メモ帳やiTunesにペーストすると、
余計な "" が付いてしまいます。
これを回避するための作業用の列なので、
M列までの入力が全て終わってから、M列の値のみを貼り付けます。
では、がんばって、E~G列のText 1~3をせっせと入力することにします。
まぁ、1日で560例文の全てを覚えられるわけでもないので、
できた分づつiPhoneに入れて使えばいいかな^^;
関連記事 -------------------------
√ DUO3.0/CD復習用を分割したい
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√ DUO3.0をiPhoneミュージックで表示させる
√ DUO3.0分割ファイルにアートワークを付けたい
√ DUO3.0分割ファイルのアートワークをパワーポイントで作る
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√ Flashcards Deluxeのメニュー
√ DUO3.0をiPhoneのFlashcards Deluxeに転送する
√ Flashcards Deluxeへのデッキ転送環境をつくる
√ iPhone単語帳 (Flashcards Deluxe) 不規則動詞
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